年末に帰省すると、台所でおせち料理を何品も仕上げている高齢の母。
今年こそは母にゆっくりとしてもらいたいと、自分でおせちを用意したいけれど、母の味を再現できないし、逆に気を遣わせるだけにならないか…と、気になりますよね。
実家で食べるおせち料理を用意するなら、豪華さだけでなく「親の手間が実際に減るか」で考えるのが大切です。相談せずに注文すると、母が例年どおり作ってしまい、料理も負担も増えることがあります。
この記事では、子ども側がおせちを手配するときの「親への声のかけ方」と、購入前に確認したいことを紹介します。候補として挙げる匠本舗は筆者未購入・未実食で、公式情報を基に検討しています。
おせちを贈る前に、母が減らしたい作業を聞く
「もう大変でしょう」「今年は何もしなくていいよ」という言い方は、相手によっては、楽しみにしている役割を取り上げられたように感じるかもしれません。
まずは「今年のお正月は一緒にゆっくり過ごしたいから、おせちを私から用意するのはどう?」と、自分の希望として提案してみてください。
母が料理を楽しみにしているなら、すべてをやめてもらう必要はありません。「作りたいものはある?」「買い出しと仕込みなら、どちらを減らせると助かる?」と聞くと、希望を確かめやすくなります。
たとえば、煮物は作りたいが、何種類も材料を買うのは大変という場合。おせち全体を贈るより、必要な料理だけ用意したり、子どもが買い出しを引き受けたりするほうが喜ばれる可能性もあります。

購入の相談では「買わなくてよい・作らなくてよいもの」まで決める
おせちを贈ると決まったら、商品を選ぶ前に、今年の食卓を一度整理します。「好きなものを作って待っているね」という母の言葉に甘えてしまうと、準備を減らす目的がかなわないこともあります。
相談では、次の三つを決めておくと行き違いを防ぎやすくなります。

- おせちは子どもが選び、注文・支払い・問い合わせを担当する。
- 購入するおせちと重なる料理は、今年は作らなくてよいと確認する。
- お雑煮や追加の料理、食後の片付けを誰が担当するか決める。
「おせちは私が注文するから、今年は黒豆や伊達巻を別に用意しなくて大丈夫。お雑煮は私が作ろうか」と、料理名を挙げて伝えると具体的です。
母がそれでも作りたい一品は、本人の希望として残しても構いません。減らしたいのは負担なので、手作りを一律にやめさせる必要はありません。
実家向けのおせちは、人数より先に「いつ、誰が食べるか」
親だけで食べる分と、帰省した家族の分を混同しない
「家族が集まるから大きめに」と決める前に、実際におせちを囲む日と人数を確認しましょう。元日は両親だけ、子ども家族が来るのは数日後なら、大人数向けを一度に送ると食べ切れない可能性があります。
通販おせちには消費期限があります。「帰省したときに食べればいい」と考えず、食べる予定日が期限に合う商品を選ぶことが先です。
好みは「和風が好き」より具体的に聞く
親の好みを知っているつもりでも、最近食べたいものが変わっているかもしれません。魚料理と肉料理のどちらがよいか、甘い料理はどのくらい欲しいか、苦手な食材はないか。お品書きを一緒に見ながら選ぶと話が進みます。
大きな写真は、盛り付けの印象を知るためのものです。食べやすさや味の濃さまで写真で判断せず、必要な情報がなければ販売店に確認してください。料亭監修という名称だけで、親の好みに合うと決めつけないことも大切です。
アレルギーがある場合は商品ごとの原材料・アレルゲン一覧を確認します。食事制限がある方への贈り物では、一般のおせちを対応食と考えず、必要な条件を満たすかを先に確かめましょう。

匠本舗を実家への贈り物に検討するときの見方
匠本舗では、料亭や料理人が監修したおせちを選べます。確認した商品では重箱に盛り付け済みの冷蔵配送で、解凍・盛り付けが不要と案内されています。
親に料理を小分けして詰め直してもらう必要を減らせる点は、贈り物として検討する理由になります。ただし、受け取りと冷蔵庫への収納は必要なので、そこまで無理なくできるかは別に確認しましょう。
たとえば京都祇園料亭「岩元」監修の「匠」は、和のおせちを希望する場合のお品書き確認の出発点になります。帰省した家族で料理の好みが分かれるなら、林裕人監修「超特大宝船」のようにアレンジ料理を含む商品も比較候補です。どちらも、在庫や最新の献立を確認したうえで検討してください。
高い商品ほど喜ばれるとは限りません。本人が食べたい内容と、食べ切れる量に合うことを優先すると、選ぶ理由がはっきりします。
実家への配送で確認しておきたい四つのこと
1.年末の受け取り予定
確認した商品案内では、配送日は12月29日・30日・31日のいずれかで、日時指定はできません。お届け日と配送便は12月20日以降の出荷案内で通知するとされていますが、配送事情によって前後する場合もあります。
この期間に実家が留守になるなら、受け取りの段取りを解決してから購入を検討しましょう。子どもの帰省日に合わせて届くとは限りません。
2.冷蔵庫の空きと、収納を担当する人
年末の冷蔵庫は、飲み物やほかの食材で埋まりがちです。「冷蔵庫に入れておいてね」で済ませず、商品寸法を伝えて、置ける場所があるかを確認します。
箱の開封や収納が負担になる場合は、近くにいる家族の手助けも相談してください。大きな重箱を贈った結果、親に冷蔵庫の整理や持ち運びを任せることにならないようにします。

3.注文者と届け先の入力
注文者情報は支払い・連絡を担当する子ども側、届け先は受け取る実家側として、注文画面の案内に沿って入力します。住所だけでなく、受取人名や連絡先も最終確認しましょう。
配送の案内が届いたら親に共有し、到着後は注文内容に相違がないか、商品の状態に問題がないかを確認してもらいます。問い合わせは子どもが引き受けると伝えておくと、親が対応に迷いにくくなります。
4.贈答対応と、注文後の変更条件
公式FAQでは、金額が分かる明細書などは同封しない一方、のし・ラッピング・メッセージカードの要望は受けられないと案内されています。感謝の言葉は、電話や別の手紙で伝える方法を考えましょう。
注文の変更・キャンセルにも制限があります。特に11月1日以降は対応できない旨の案内があるため、親の同意や帰省予定が決まる前に、早割だけを理由に注文するのは避けたいところです。
おせちを贈るなら、手配と片付けも子ども側で引き受けよう

母に休んでほしいなら、注文した後も「届いた?」「保存場所は大丈夫?」と確認し、帰省後は配膳や片付けにも手を出したいですね。
今年のお正月をどう過ごしたいかを話し、母が作りたいものと休みたい作業を聞く。そのうえで希望に合うおせちを一緒に選ぶと、贈り物が準備の負担を減らすことにつながります。
受け取りと保存の条件が合うなら、匠本舗の公式ページで、お品書きを親と一緒に確認するところから始めてみてください。
ご自身のおせち作りを休みたい方には、関連記事「おせち作りをやめたい。毎年手作りしてきた人へ、今年は買うという選択」で、減らす範囲や家族への伝え方を紹介しています。
参考:匠本舗の商品情報・おせちご利用案内、公式FAQ(2026年10月15日確認)。商品や配送・贈答条件は注文時に公式ページで再確認してください。 公式商品情報・ご利用案内/超特大宝船の商品情報/公式FAQ

